ホーム > 活動報告 > 2013/03 >

2013/03 Activite活動報告

● 福島県へ(H25/03/02)

二本松市を訪問し、様々な放射能の問題を克服しながら里山の再生や農業の再生に取り組んでいる「ゆうきの里東和」の皆さんのお話を伺いました。日本の農業の将来にとっても非常に重要かつ貴重な取組であり、復興庁としてもしっかり応援していきたいと思います。

この後、本宮市で、原木椎茸生産者の会の皆さんと懇談し、現状と課題を伺いました。原木椎茸は、貴重な地域農業の柱です。生産者の会の皆さんの声に応えられるよう、しっかり取り組んでいきます。

● 引き続き福島県へ(H25/03/03)

福島県浜通りの国道6号沿いを桜並木で飾ろうという「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」の祈念植樹祭が楢葉町で行われ、私も参加しました。地域の復活、復興への夢を乗せたプロジェクトであり、私たちの植えた桜の苗木が10年後、20年後に立派な桜並木に育つことを期待します。

この後、いわき市を訪問し、市長さんたちと率直な意見交換を行いました。いわき市は、自らも地震・津波で大きな被害を受け、非常に苦しい状況にある中で、東京電力福島第一原発の事故から避難された大勢の方々を受け入れていただいています。国としても、平成24年度補正予算と25年度当初予算で措置した事業で柔軟に支援していく所存です。

  • 引き続き福島県へ
  • 引き続き福島県へ
  • 引き続き福島県へ
  • ● 復興推進委員会のメンバーを一新(H25/03/06)

    復興推進委員会の新たな委員長に東京大学大学院経済学研究科・経済学部の伊藤元重教授をお迎えするなど、本日付けで委員会のメンバーを一新し、復興の加速化と新しい東北の創造について御審議いただくこととしました。

    ● 与党の復興加速化本部から安倍総理に申入れ(H25/03/06)

    総理官邸で自民党と公明党の東日本大震災復興加速化本部が安倍総理に対し「復興加速化のための緊急提言」を申し入れ、私も同席しました。

    与党の提言は、復興の現状と課題が的確に分析されている上に、現地に何度も足を運んで取りまとめられた、魂のこもった提言であり、「震災3年目の冬を希望持って迎えるために」との副題には感銘を受けた。
    安倍総理も「次の冬は、希望を持って冬が迎えられるように、そういう思いで頑張っていきたい」と述べられているように、私もこの提言に沿って、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。

    ● 住宅再建・復興まちづくりのタスクフォースが第2回会合を開催(H25/03/06)

    「住宅再建・復興まちづくりの加速化のためのタスクフォース」の第2回会合を開催。
    「住まいの復興工程表」により、将来に希望を持っていただくため、いつ住宅再建が実現できるのかの「見える化」と目標の設定、その実現・加速化のための具体的措置の検討を進めていくことになりました。

    ● 復興推進会議と原子力災害対策本部が合同会合を開催(H25/03/07)

    総理官邸で第7回復興推進会議と第29回原子力災害対策本部の合同会合を開催。
    東京電力福島第一原発の事故から避難されている方々の帰還・定住を加速するための「早期帰還・定住プラン」、住宅再建や復興まちづくりの工程や目標を示す「住まいの復興工程表」、「住宅再建・復興まちづくりの加速化に向けた施策パッケージ」、復興交付金の運用の柔軟化など複数の重要案件を一気に決定し、取りまとめました。

    ● ルース駐日米国大使に謝意(H25/03/12)

    ジョン・V・ルース駐日米国大使が復興庁を訪問され、米軍の「トモダチ作戦」など、これまでの米国側の支援に感謝の気持ちを伝えるとともに、復興の現状や除染の実施状況などについて意見交換を行いました。

  • ルース駐日米国大使に謝意
  • ルース駐日米国大使に謝意
  • ● 原子力災害の「被災者支援施策パッケージ」を公表(H25/03/15)

    東京電力福島第一原発の事故で被災された方々の健康不安と生活上の負担を軽減するため、「原子力災害による被災者支援施策パッケージ」を取りまとめ、公表。
    子どもの元気を復活させる先進的な取組、健康不安に対して安心を確保する取組、健康不安に伴い生じた生活上の負担への支援の3点を中心とする支援施策パッケージを取りまとめました。

    ● 衆議院震災復興特別委員会で所信表明演説(H25/03/18)

    本日、衆議院東日本大震災復興特別委員会で復興大臣所信表明演説を行いました。
    今後、衆議院で震災復興全般に関する審議などが行われることになります。

    ● 商工会議所幹部と懇談(H25/03/21)

    日本商工会議所の岡村正会頭を始め、地域経済の屋台骨として被災地の復興に取り組まれている商工会議所の幹部の方々と懇談し、意見交換を行いました。

    ● 風評被害対策でタスクフォース立ち上げ(H25/03/21)

    日本商工会議所の岡村正会頭を始め、地域経済の屋台骨として被災地の復興に取り組まれている商工会議所の幹部の方々と懇談し、意見交換を行いました。

  • 引き続き福島県へ
  • ● 岩手県へ(H25/03/23)

    東日本大震災で最も大きな被害を受けた市町村の一つである大槌町を訪問。
    現地はいまだ大変な状況にありますが、町長さんのリーダーシップの下、役場の職員や住民の皆さんが懸命に復興に取り組んでいる姿に感銘を受けました。

    津波被災地が抱える重要な課題の一つに、所有者不明の土地の処理など土地に関する権利関係の調整の問題がありますが、今回、大槌町の防災集団移転促進事業について、復興の加速化を進める観点から具体的な課題の抽出と制度の運用改善を図るモデル事業として進めていくことで合意しました。今後、関係省庁が力を合わせ、スピードアップのための方策を早期に示したいと考えています。

    ● 安倍総理とともに福島県を訪問(H25/03/24)

    安倍総理とともに福島県を訪問するのは今回で2度目です。
    今回は、浪江町、富岡町、郡山市を訪れました。帰還のために必要な区域見直しは着実に進展しており、復興や地域活性化の要となる強い農業づくりに取り組む意欲的な農業者とも意見交換を行いました。

  • 安倍総理とともに福島県を訪問
  • 安倍総理とともに福島県を訪問
  • 安倍総理とともに福島県を訪問
  • 安倍総理とともに福島県を訪問
  • 安倍総理とともに福島県を訪問
  • 安倍総理とともに福島県を訪問
  • ● 衆議院震災復興特別委員会で答弁(H25/03/25)

    震災復興全般について、4時間以上にわたって活発に御審議いただき、私からも復興大臣として答弁いたしました。

    ● 第8回復興推進委員会を開催(H25/03/26)

    メンバーを一新した復興推進委員会の初会合となる第8回会合を開催し、私も出席しました。
    この会合では、21世紀前半を展望しつつ被災地の復興を進める中で、復興の加速化とともに現在の日本が抱える人口減少、高齢化、産業の空洞化などの課題、世界のモデルとなる持続可能なエネルギー社会など、創造と可能性の地としての新しい東北を創造するための政策の検討を開始しました。

    今後、地域の将来像について、
    ①元気で健やかな子どもの成長を見守る安心な社会、
    ②「高齢者標準」による活力ある超高齢社会、
    ③持続可能なエネルギー社会、
    ④頑健で高い回復力を持った社会基盤の導入で先進する社会、
    ⑤高い発信力を持った地域資源を活用する社会の5つの柱を中心に検討を進め、具体策を取りまとめます。

    ● 第青森県・岩手県へ(H25/03/30)

    青森・岩手両県の沿岸被災地を訪問。

    青森県八戸市では、復興の先駆けとして取組が進んでおり、ソフト・ハード一体の防災公共の取組について説明を受けました。大変興味深い取組であり、今後、復興推進委員会で取り上げていこうと思います。
    岩手県では、久慈市を訪問し、津波被害に遭った地下水族館「もぐらんぴあ」で被災状況及び復旧計画等に関する説明を受けた後、野田村を訪問し、間もなく竣工する災害公営住宅などを視察しました。
    岩手県久慈市は、4月から始まるNHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地です。会津を舞台にしたNHKの大河ドラマ「八重の桜」といい、東北地方の観光の盛り上がりは頼もしい限りです。