青年就農給付金の受給アドバイス
「二本松市東和地区」
「政策請負人」の異名を取り、あらゆる分野の政策にも精通している根本匠。政策通の根本の活躍の一端を紹介する。
平成27（2015）年2月。根本は、二本松市東和地区で年々増え続ける耕作放棄地にブドウを植え、オリジナルワイン造りに取り組んでいる「ふくしま農家の夢ワイン株式会社」のワイナリーを訪れ、地元の若い農家の皆さんと意見交換を行った。東和地区は新規就農者が多く、根本は当然、農水省が青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図るために給付している「青年就農給付金」を受給しているものと思っていたのだが、その地域では給付の前提となる「人・農地プラン」が策定されておらず、受給できていないという。
そのとき、匠が動いた!
農業は国の根幹である。一所懸命、農作業に汗を流し頑張っている皆さんを国や都道府県、市町村がサポートできていないことは由々しきことだ。根本は直ちに担当省庁の農水省、二本松市と協議。それを受けて、農水省は翌3月に急遽「青年就農給付金」の説明会を二本松市で開催、簡易な「人・農地プラン」を策定し、3カ月後には無事「青年就農給付金」を受給することができたのである。直ぐ動き、結果を出した根本に対し、農家の皆さんから「これが政治の力！」とお褒めの言葉をいただいた。