磐越自動車道
田村スマートIC
田村スマートインターチェンジ(IC)については、根本匠は平成19(2007)年に、初めて田村市長(当時)の冨塚宥暻から直接要請を受けた。その後、地元との協議に時間を要し、次に要請を受けたのは、根本匠が復興大臣に就任した時。本線に直接連結するスマートICとして実現したい、と冨塚や市議会議長の大和田博らから改めて要請を受けた。
そのとき、匠が動いた!
民主党政権下で公共事業の国費は2割削減され、新規の道路整備は停滞していたが、安倍政権が誕生し、新規の道路整備も動く。田村地域へのIC設置は、間違いなく福島の復興、田村地域の活性化に大きな役割を果たす。急ぎ整備する必要がある。根本は復興大臣として強力に推進、平成26(2014)年に国土交通省からスマートICとして磐越自動車道への連結許可が下り、事業は大きく前に進む。平成30(2018)年に供用が開始された田村スマートICは、田村地域の復興と地域活性化という使命を担った、いわば〝復興スマートIC〟である。