岩代地区
二本松市道「存伋線」
二本松市上太田地区(旧岩代町)の住民から「長折・上太田・西新殿の3集落を結ぶ道路を整備してほしい」と要望を受けた根本匠は、早速国土交通省に問い合わせる。
そのとき、匠が動いた!
国交省の幹部の回答は、「新規路線の採択について県から要望が出ていない。少し時間を下さい」というもので、しばらくして「採択しました」と返事があり、事業は一気に進展、平成19(2007)年7月に道路が開通した。地元では通称「匠道路」と呼ばれている。
根本は厚生労働大臣時代、水道法の改正に携わっているが、その時の担当職員の一人が岩代出身で、「君は『存伋線』を知っているか」と根本が尋ねたところ、その担当職員は「私は存伋の出身です」と嬉しそうに答えたという。