大安場史跡公園整備事業
平成3(1991)年に発見された大安場古墳は、郡山市教育委員会の発掘調査で「阿武隈川流域の最大級の古墳であり、また前方後方墳としては東北地方全体で最大の古墳である」ことが判明、平成12(2000)年に国の史跡に指定された。
そのとき、匠が動いた!
郡山市は、建設省時代に公園行政に携わった経験がある根本匠の助言を受けながら、大安場古墳群の保全利活用や地域住民の生活環境向上、貴重な歴史資源を基礎とした観光復興を目的に「大安場史跡公園基本計画」を策定。平成17年度から整備工事が始まり、平成21(2009)年4月4日に「大安場史跡公園」としてオープンする。公園には、根本が復興大臣時代に創設した「子ども元気復活交付金」を活用し、市内4か所(ほかに「八山田こども園」、大槻公園「子どもの遊び場」、郡山カルチャーパーク「屋内子どもの遊び場」)の屋外・屋内施設整備の一環として、竪穴式住居型のジャングルジムやナウマンゾウの遊具などが設置され、公園を訪れる子どもたちの元気な声が響く。