南東北総合卸センター・郡山トラックセンター拡張に伴う連結道路改良事業
郡山市喜久田町にある南東北総合卸センターと郡山トラックセンターでは、卸団地の活性化を図るべく規模拡大をめざすことになったが、団地の東側をJR磐越西線が走り、線路が東西を分離する形になっている。
そのとき、匠が動いた!
相談を受けた根本匠は、「流通業務市街地の整備に関する法律(流通業務市街地整備法)」を活用し、東西を跨線橋で結ぶことで一体的に整備することを提案。平成12(2000)年9月に団地東側の土地造成が完了する。固定資産税の軽減についても、卸団地からその可否の相談を受けた根本は、自治省の担当課長のもとを訪れ、直接議論し適用が決まる。現在では、運送業や卸売業など20社以上が立地する「郡山流通業務団地」として、東北地方の中心的役割を担う物流拠点となっている。