二本松市「六角川」
床上浸水対策特別緊急事業
二本松市街地を流れる六角川は流路延長3.75kmの一級河川で、古くから二本松地域の農業および生活用水として利用されてきた。しかし、平成11(1999)年9月の台風16号による豪雨で六角川が氾濫、二本松駅前周辺で床上浸水が発生するなど、早急な治水対策が求められていた。
そのとき、匠が動いた!
地元から要請を受けた根本匠は、地元住民の生活の安全・安心のために、福島県とともに「六角川床上浸水対策特別緊急事業」の創設に尽力。二本松市長(当時)の根本尚美とともに国土交通省の「ふるさとの川整備事業」を活用し、河川改修と河川景観を一体的に整備することとした。その結果、事業費89億6千万円、護岸工事延長2,120mの大規模事業となり、平成21(2009)年1月に竣工するに至った。