大山・松沢線(安達太良ドリームライン)整備事業と安達太良大橋の開通
大玉村と白沢村(現・本宮市)は阿武隈川で分断されており、両村の交流を図るには長距離迂回をしなければならない状況で、阿武隈川に橋を架けることは地域住民にとって悲願であった。
そのとき、匠が動いた!
この「安達太良ドリームライン」構想は平成7(1995)年度にスタート。大玉村の浅和定次村長と白沢村の岡部善宜村長の強い要請を受け、根本匠は農水省や建設省と協議を重ねる。平成12(2000)年には建設省の「交流ふれあいトンネル・橋梁整備事業」の認定を受け、橋梁建設にもゴーサインが出た。平成15(2003)年4月には、大玉村と白沢村を直結する“夢の架け橋”である「安達太良大橋」と「安達太良ドリームライン」が開通。現在では、大玉村大山地内の国道4号線から旧・白沢村を通り、郡山東部広域農道と接続し、国道288号線につながる広域幹線道路となっている。
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