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根本 匠ねもと たくみ

自民党東日本大震災復興加速化本部長
国家基本政策委員長 衆議院議員
福島県第二選挙区支部郡山市/須賀川市・鏡石町・天栄村/田村市・三春町
・小野町/石川町・玉川村・平田村・浅川町・古殿町

水環境・再生下水道モデル事業「せせらぎこみち」(西ノ内~若葉、台新~開成)

郡山市発展の礎となった安積疏水のうち、逢瀬町多田野で分水された第5分水路は、大槻、台新を通り上ノ池(現・五十鈴湖)、下ノ池(旧・豊田貯水池)、皿沼、細沼、酒蓋池及び荒池に通水、主に農業用水路として活用されていた。しかし、都市化の進展に伴い、第5分水路への生活排水の流入で水質が急速に悪化、整備が急がれていた。

そのとき、匠が動いた!

建設省都市局で下水道ビジョンに携わった経験を持つ根本匠は、郡山市からのこの要望に対し、市長の藤森英二が掲げる「水と緑のまち郡山」を推進する新たなプロジェクトとして、国土交通省の「水環境・再生下水道モデル事業(現・水環境創造事業)」を活用するよう提案。平成7(1995)年度に上下二段構造の公共下水道114号雨水幹線(愛称「せせらぎこみち」)として整備される。地中の排水路に流入する雨水は、浄化施設で浄化後、地上の「せせらぎ水路」を流れ、その周りにはバリアフリーの遊歩道や四季折々の花木が植えられ、市民に憩いの場を創出。地下部は防火用水としても機能し、防災効果を高めている。こうした整備を可能にしたのも、中央省庁が次々と打ち出す新規施策や「モデル事業」を根本がいち早くキャッチし、見極め、地元のニーズに応じる形で的確な助言を行っているからにほかならない。根本の政治信条「政策本位の政治で日本を変える」を体現する好事例である。