国道349号線(宮城県・福島県・茨城県)
改良整備促進
国道349号線は、山間部では道路の幅が狭く、屈曲の甚だしい箇所も多数あり、一方で市街地では歩道が未整備で交通量の増加に対応できていないなど、整備が遅々として進んでいませんでした。そこで沿線市町村は、「国道349号建設促進期成同盟会」を設立。「地元選出の国会議員で、かつ、建設省出身で道路局にも在籍していた経験を持つ根本こそ、会長にふさわしい」ということで、平成12(2000)年からは根本匠が会長に就任。副会長には岡部光徳古殿町長が就いており、根本とタッグを組んで整備促進に取り組んでいます。
そのとき、匠が動いた!
国道349号線は、かつて町長を4期務めた、岡部町長の父でもある岡部富夫氏も情熱を傾けた道路です。文字通り親子二代にわたって取り組んできた道路であり、根本もその思いに応えるべく、早期整備に向けて尽力。その結果、「古殿町山上〜平田村北方」の「楢坂工区(延長2.2km)」は平成26(2014)年度に工事に着手。このうち古殿町側の1.3kmの区間が、古殿町が根本の新たな選挙区となった令和5(2023)年3月1日に開通しました。これにより、古殿町役場から山上竹貫田地内までの走行時間が平均10分、地域によっては30分も短縮し、地域住民の利便性が格段に向上。大型バスの運行も可能となり、観光客の増加や交流人口の拡大が期待されています。さらに現在は、最終850mの整備も進められています。