安積地区内水被害対策
(南川・日出山)
郡山市街地を流れる南川は、沿川に多くの住宅地が広がり、洪水氾濫の際には甚大な被害が発生。根本匠は初当選の前から「南川が阿武隈川に流入する地点にある樋門が狭いので、大きくしてほしい」との要望を受けていた。
そのとき、匠が動いた!
根本は国交省と協議。樋門を大きくしても解決策にはならず、南川を市町村が管理する都市河川に格上げして南川自体を改修し、さらに地域全体の浸水被害の防止・軽減を図るべく、南川の上流部に笹原川へとつながるバイパス(南川放水路)を作るなど、南川、笹原川、南川放水路を一体とした河川整備事業を行うこととなった。並行して、下流域の日出山に常設ポンプ場、移動式ポンプ場を整備するなど、エリア全体の内水被害を軽減する総合的な整備を実現した。
なお、日出山地区では、平成23(2011)年9月の台風15号により、地域全体が洪水被害に見舞われたが、現在、令和の大改修と総合的流域治水対策の中で更なる整備が進む。