全量検査で安全を担保されている米は出荷を認めよ!
7月以降、農業者のみなさま始め多くの方々が、全量検査で安全を担保されている米の出荷を認めるよう政府・民主党、農林大臣ならびに福島県に対して、要請、陳情を繰り返し、さらに上京して要望活動をおこなって来られました。 しかし、出荷時期を迎えても、一向に改善策が講じられないばかりでなく、新米出荷の越年が予想され、「新米」が「古米」になる恐れさえ出て来ました。 10月3日、農水省、東北農政局のそれぞれの担当官を私の地元に招き、私を含め関係者の方々(郡山市議会議員、郡山市部長、JA稲作部会長等)との意見交換の場を設けました。 8日、9日の両日には、自民党の農政の責任者、宮腰光寛衆院議員とともに現地調査に入り、関係者の方々(郡山市農業委員、本宮市長、大玉村長、JA組合長等)と意見交換をしました。 10日に自民党の農林部会(農水省、厚生労働省、郡山市が出席)を開催し、私の提言「全量検査で安全を担保されている米の出荷を認めよ!」を発表、強力に要請を行いました。 その結果、10月11日、安全が担保された新米から出荷できるよう、国、県の二重検査体制の整合性を図ることが表明され、10月14日、自粛解除が実現、出荷が始まりました。
全量全袋検査で安心が担保されている米が出荷自粛を強いられる。こんな不合理、理不尽はありません。
郡山の全量全袋検査場を視察しました。米袋で一杯になっていました。
検査済みの米。出荷できず倉庫からあふれ出ています。保管場所がありません。
本宮の全量全袋検査場を視察しました。ここも米袋で一杯になっていました。
自民党の農林部会で私の提言「全量検査で安全を担保されている米の出荷を認めよ!」を発表、要請を行いました。