常緑キリンソウで汚染土壌封じ込め
私の友人の全国まちづくり懇話会(会長・曽根伸穂さん)と緑化計画研究所(代表・松本 功さん)とが、本宮市にキリンソウ緑化袋を贈呈しました。
常緑キリンソウは日本に古くからある在来種です。放射性物質を吸収しない性質を持っているので、中国電力島根原発敷地内の緑化にも活用されています。
緑化袋は、見た目、ちょっと大きな座布団といった感じで、一つの袋にキリンソウの苗が六つ埋め込んであり、成長すれば緑に覆われて、自然の景観を保ちます。
国民の気持ちを一向に理解しない。精神的に追いつめられていく被災地の人々の心境に、寄り添うことが出来ない。国の役割を果たすことが出来ない現在の政府のもと、汚染土壌や焼却灰の中間貯蔵施設の場所など何一つ決められないなかで、点在する「仮置き場」の管理は、私たち自身の手で万全を期し、一刻も早く、不安を解消するようにしなければなりません。