新生自民党「東北志士の会」結成
今の自民党の弱体化、国政の衰退は自民党の政策の中枢を担っていた多くの中堅若手が昨年の選挙で苦杯をなめたことが大きな要因です。
特に東北がダメージを受けました。
現在の国政は、沖縄問題、畜産の口蹄疫の問題、高速道路の料金の問題に見られるように混乱を極め、政治の無策、劣化は目を覆うばかり、危機的状況にあります。
この「幕末」とも言うべき混迷を克服し、新しい日本の未来を切り開くため、東北の中堅若手の政治家が結集し、 新世代自民党「東北志士の会」を結成することにいたしました。 東北から日本を建て直します。
今こそ東北からムーブメントを!
新世代自民党「東北志士の会」‐日本の政治を建て直す‐
日本はどうなるのか。
政治とカネで揺れ動き、政策で迷走し、何一つ決まらない進まない「民主党」。今こそ国家の根本を問うべき時に、これぞという反撃のできない「自民党」。国民の間に広がる政治不信は、ますます深く大きくなっています。
本物の政治を目指し、真の改革を訴える私たち中堅代議士が東北各地で一挙に議席を失った結果が、今日の自民党の弱体化、国政の衰退を招いた一端であると改めて責任の大きさを痛感しております。
民意は政治の刷新を求め、政権は交代しました。しかし今の民主党政治は、将来世代に付けをまわす財源なきばらまき、恫喝と露骨な利益誘導の政治、政策理念なきパフォーマンスに終始し、新生日本を描き出すにはほど遠い状況です。いうなれば、現在は維新ではなく、依然として幕末騒乱が進行しているだけなのです。
このままでは日本の将来は危うい、経済も地方も衰退する。そんな危機感に駆られた私たちは、新世代自民党の実現を通じて、日本の混迷を脱し、本物の維新を成し遂げるため、「東北志士の会」を結成しました。
しっかりと地域に根を張り、国民の声を国政に実現するため、東北という絆で結ばれた同志として、新生自民党を誕生させ、東北の活力を引き出すまさに東北維新を成し遂げ、健全で希望にあふれる日本の未来を拓いてまいります。
平成二十二年五月二十三日
代表 根本 匠(福島)
世話人代表 鈴木 俊一(岩手)
幹事長 西村 明宏(宮城)
事務総長 御法川信英(秋田)
【新世代自民党 東北志士の会 私たちの主張】
〜東北から始まる新生日本の夜明け!〜
東北発・3つの政治刷新宣言
新たな日本の政治は新世代自民党が創る
- 長年日本を支え続けた自民党政治には確かに功罪があった。反省すべき点も多々あるが、豊富な実績は残った。それをもとに今こそ新世代の我々が自民党を再生させ、日本の未来を切り開く先頭に立つ。
- 自民党のよき伝統は、自由かっ達な党風。草の根の民意をくみ取り、斬新なアイデアにあふれる中堅若手が政策立案の中枢でリードする。
「選挙至上主義」の無責任政治から「国民本位」の責任ある政治へ
- 政治家の使命は国民のためになる政策本位の政治。地域に根ざした政策立案能力にあふれる政治家を東北から輩出し、国政に真の政治主導を実現する。
- 子ども手当、高速道路無料化など、財源の裏づけを欠くマニフェストでは、財政破たんを招く。経済成長、安心の社会保障、財政の健全化など責任ある政策を実施する。
「党利党略」の一党独裁政治から、「国民主権」の真の民主主義政治へ
- 民主党の恫喝と、その場しのぎのパフォーマンス、さらに露骨な利益誘導政治は議会制民主主義の危機。草の根民主主義を東北から巻き起こし、政治を国民の手に取り戻す。
東北発・2つの地方創造宣言
東北から新田園構想を発信
- 自然、資源、食料の宝庫である東北。エネルギーと農業を成長産業に位置づけ、この地を日本の食糧基地、エネルギー基地、医療集積基地の戦略拠点とし、「東北イノベーション」を中心とした東北維新を実現する。
「人を大事」にする誠実な政治を
- 人情味あふれる東北には「人を大事」にするよき伝統が根付く。志を持ち、草の根の民意を国政に反映できる本物の政治家を養成し、東北から日本を再建する。