重光葵特別展の内覧会に出席しました。
昭和の動乱期に外交官・外務大臣として活躍した重光葵の遺品などを集めた「重光葵とその時代−昭和の動乱から国連加盟へ−特別展」が、11月8日から30日まで永田町の憲政記念館で開催されています。私も一般公開に先立つ内覧会に出席、「隻脚の外交官」重光葵の足跡を辿ってみました。
重光は戦時中に東条、小磯、東久邇内閣で外相を務め、東京裁判ではA級戦犯の一人として有罪判決を受けましたが、服役後に再び政治家として活躍。日本の加盟が承認された1951年の第11回国連総会に日本代表として出席し、アジアゲートウェイ構想の原点とも言うべき「日本は東西の懸け橋となる」という名演説を残しました。